2022年の幕開けと共に、私の7日間に及ぶ自宅隔離も終了し、
兼ねてからの憧れのリゾート、The Banjaran Hotsprings Retreatへ行ってみることにしました。
5つ星ホテル&野趣溢れる温泉はどうだったのか、また、オススメの過ごし方などご紹介致します♪
目次
一歩踏み入れると、そこは目を見張るジャングルリゾート
The Banjaran Hotsprings Retreatはマレーシアのペラ州に位置し、イポー空港より車で13分、
KLからはマレーシア鉄道で約3時間の場所に位置する「天然温泉」を楽しめることで有名な
ジャングルリゾートホテルです。
私たち夫婦がチェックインしたのは、午後3時。
開放感溢れるエントランスからは、南国リゾートらしいインテリア装飾やプール、睡蓮を楽しめ、
気持ちが高まります。
手続きの待ち時間、冷えたウェルカムドリンクと良い香りのする冷たいタオルを頂きました。
手続きを済ませ、暫くするとお迎えのカートが到着。
どうやら宿泊先のヴィラまでカートで連れて行っていただけるようです。
運転手さんの説明を聞きながら敷地全体をカートで周り、食事場所や温泉、どこに何があるのか
一通り教えて貰いました。
目の前に広がる石灰岩の山肌、ボコボコと湧き出る温泉と立ち上る湯気、
そして、鬱蒼と茂る巨大な南国の植物たち。
東京に居た時には目にすることのなかった刺激的な景色が広がります。
一瞬で私も夫もバンジャランの世界に魅了されてしまいました。
広々プライベート空間を楽しむガーデンヴィラ
バンジャランでは3つの客室タイプが選べますが、今回は専用プールと地熱温泉付きの
ガーデンヴィラ(261㎡)に滞在しました。
プライベート空間の扉を開くと、半屋外の広々リビング、庭にはブルーが目に鮮やかな
専用プールがお出迎え。大きな虎のぬいぐるみに驚きましたが、そちらは猿よけだそうです(笑)
半屋外リビングの横の室内にはベッドルーム、サニタリールーム、シャワールームと続き、
そして一番奥には24時間楽しめる専用の屋外温泉が付いていました。
敷地散策といよいよメインの天然温泉へ
ヴィラで一息ついた後はいよいよ温泉エリアへ。
大きな池は全体が天然温泉となっており、場所によって温度が違うので、
ホテル側で用意されている仕切られた適温の場所で入湯します。
因みに水着着用がルール。
私は水着を持っていなかったので、夫の海水パンツにTシャツを合わせ温泉に入りました。
温度は40度前後。心地よい熱さです。
風景もバッチリ。南国リゾートへ来たぞ〜!と開放感に心沸き立ちます。
ただちょっと、気になったことが。
日本の温泉に慣れているせいか、こういった大自然の中の温泉に入ったことの無い私は
「自然の細かい泥」が結構浮いていることに不安を覚えてしまいました。
これも自然の醍醐味ではあるのですが、覚悟も必要です(笑)
神秘的な洞窟で瞑想。洞窟レストランは圧巻!
バンジャランのもう一つの楽しみと言えるのが敷地内に点在する幾つものCAVE(洞窟)です。
温泉に浸かった後は体を冷やしに、早速その足で洞窟へ行って見ました。
アメジストを設えたクリスタルケーブでは瞑想をすることができます。
ひんやりとした洞窟空間は精神統一するのにぴったり。生憎、他の方がいらっしゃったので
翌日行ってみることにしました。
次は洞窟レストラン「Jeff's Celler」を見学。
料理はコースのみで15,000円〜という高級レストランです。
折角ここに来たのだから、と当日予約を試みましたが、生憎のフルブック。
人気の高いレストランですので事前予約をおすすめします。
とはいえ、見学だけでも結構楽しめました。
レストランの中に入ると、ぽっかりと空いた薄暗い空間に広がる鍾乳洞、
壁面は光で効果的に演出されていて神秘的な自然の造形美を楽しめます。
そしてワインセラーに並ぶ高級ワインの数々。
非日常空間で特別な時間を過ごすことのできる素敵なレストランだと思いました。
充実のメニューとフレッシュジュースを楽しめる 朝食バイキング
翌朝はもう一つのレストラン「Pomero」で朝食バイキングをいただきます。
こちらの朝食バイキングは、メニューブックの中から好きなだけ料理をオーダーできる
スタイル。カウンターには、新鮮なヨーグルトや野菜、果物が並び、自分で籠に好きな
食材を詰めてスタッフに渡すと、その場でフレッシュジュースを作ってくれるという
なんともユニークなサービスです。
私たち夫婦はそんなに量を食べることができないのですが、それでもお腹いっぱいになる覚悟
で、いくつかの料理とフルーツジュースをオーダーしました。
どれも大変美味しかったので、お腹に自信のある方は是非色々とトライして見てください♪
旅の最後に極上スパ体験
そんなこんなで、1泊2日のバンジャランでの夢のような時間も残り僅か。
12時にはチェックアウトで現実世界に戻ります。
朝食会場で名残惜しくまったりとしていると、スパの制服を来たマレーの女性が
私たちに近づいてきました。
「スパは如何でしょうか?・・・こんなメニューや、あんなメニューがありますよ・・・」
リストを見せながら、英語でそう言っているようです。
私は断ろうと思ったのですが、まさかの夫がそれに反応し、あれこれ彼女に質問しています。
夫はどうやらスパをして見たかった模様。
予定外ではありましたが、私たちはバンジャラン滞在の最後にスパ体験をすることになりました。
チェックアウト後、指定の時間に敷地内のスパ施設へ向かうと
さっきのスタッフの方が笑顔で迎えてくれました。
こんな本格的なリゾートスパは私も夫も初の経験です。
簡単なアンケートの後、奥のヴィラに通され専用の紙ショーツとブラに着替えます。
1時間にわたり丁寧にイルマッサージをして頂き、リラックスとリフレッシュができました。
夫も大満足そうでしたので、ご夫婦で是非行かれて見てください。
【最後に】行く前に押さえておくと良いこと
バンジャランを楽しむためにお伝えしたいことを記します。旅の参考に是非♪
■大自然の中の施設です。勿論、虫も居ます!お部屋に虫除けスプレーは用意されて
いますが、虫刺されが気になる方は虫除けスプレーを用意してください
■野趣溢れる天然温泉がバンジャランの魅力ですが、日本の澄んだ温泉に慣れている方は
泥の混じる温泉にちょっとビックリしてしまうかもしれません。
なかなか出来ない体験です。それも魅力と割り切って楽しみましょう♪
■チェックインは早め、チェックアウトは遅めに設定。最大限にバンジャランでの時間を楽しもう。
一歩踏み入れると別世界にトリップできます。ヨガや瞑想、スパ体験、散歩、温泉。できるだけ
時間をゆっくり取ってバンジャランで過ごす時間を楽しんでください♪
以上、非日常を過ごした1泊2日の旅をご紹介しました。
これからもマレーシア国内外の情報を発信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。