出産・育児

【マレーシア出産記録②】グレンイーグルス 計画無痛分娩・入院について

本記事では、グレンイーグルス・クアラルンプール病院で出産をした私の出産体験談をご紹介します。 マレーシアで出産を予定されている方の少しでも参考になれば幸いです。

目次

計画無痛分娩について

マレーシアの出産は無痛分娩が主流です。金額も日本のように自然分娩と無痛分娩に大きな差がある訳ではなく、ほんの少し高くなる程度でしたので、私は迷わず無痛分娩で出産することにしました。 また、予定日を決める計画無痛分娩か、陣痛がきてからの自然無痛分娩かは選択することが出来ます。

36週〜38週にドクターより出産に向けての生活指導や出産当日について説明をいただいた内容をご紹介します。

LDRに入り陣痛促進剤を打った後、ゆっくりと陣痛がはじまるがすぐに麻酔は打たない。子宮口が5cm開いてから

陣痛がキツくて子宮口が5cmに満たない場合は麻酔では無く、痛み止めや吸気ガスを使用し痛みを緩和することができる

Drの方針として会陰切開、吸引分娩はなるだけ行わない。

【生活面】当日までに少しでも子宮口が開くようスクワットをすること

【生活面】羊水が少ないので水を一日2.6リットル(食事も含めて良い)飲むこと

【生活面】分娩は急がず無理せずに行う。持久力がいるので体力つけること。本人の努力も必要!呼吸法をマスターすること

【生活面】予定日以前に破水した場合はすぐに来院すること

ドクターはスピーディーに陣痛を促進させたり、すぐに会陰切開を行わないなど、できるだけナチュラルな分娩をポリシーとしているそうで 「ゆっくりお産で無理しないから長丁場にもなり得る、体力つけといてねー」と言われました。

出産・入院について

事前に説明を受けた出産・入院の流れは下記になります。

出産に向けて、計画予定日の前日夜に本館2階のデリバールーム LDRで受付を済ませる。

Labor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)を略した言葉です。

LDRで出産し、その後入院する部屋へ移動

出産したばかりの赤ちゃんは基本的には別室で面倒を見てもらえる。授乳の際、部屋に連れてきてもらう

入院は個室と大部屋がある。空き状況により個室を取れない場合もあり。

通常2泊3日で退院できるが延長も可能。3週間いた人も居る

夫用のベッド貸し出しあり。(別途料金)

実際、LDRデリバールームと入院した個室はとても綺麗でした。

特にLDRは可愛いピンクの壁で天井も高く、陣痛前はとてもリラックスして私も夫も過ごすことができました。

また、夫が横になれるくらいのソファーも備わっていたので、陣痛が本格的に始まるまで2人で会話しながら

壁のテレビでテルマエロマエを見ていました。

一方、入院室はとてもシンプルな普通の個室です。背中が動くベッドが1台と夫用のベッドが1台、またパーソナルソファが2つありました。

病室内にシャワーとトイレが付いており、出産後は身体が思うように動かなかったのでとてもありがたかったです。

グレンイーグルスでの無痛分娩、出産から入院についてをご紹介しました。当日の詳細等はまた別の記事でご紹介したいと思います。これから出産を控えていらっしゃる方、病院を探していらっしゃる方の参考になれば幸いです。

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