この記事では、グレンイーグルス・クアラルンプール病院で出産後の入院生活の様子をご紹介します。 マレーシアで出産を予定されている方の少しでも参考になれば幸いです。
前回の続きになりますのでこちらの記事も合わせてご覧ください。
赤ちゃんを出産した後、私は入院部屋に移りました。月曜日の夜出産し、火曜日から土曜日までの5日間その部屋で過ごしました。
目次
出産後・入院部屋の様子は?
デリバールーム(出産部屋)はピンクの壁で可愛いイメージでしたが、入院する部屋はごくシンプルな白い壁の普通の部屋でした。 広さは8畳程度でしょうか。そこに自分のベッドと、夫のベッド、1人がけの椅子が窓際とベッドの横に1つずつ設置されています。 この部屋にはシャワー、トイレ、洗面化粧台も付いているので、いちいち部屋の外に出なくて良いところが有難かったです。
同じフロアには、個室と大部屋、そして赤ちゃんを預かって貰う部屋があります。フロアのカウンターには24時間ナースが数人いて何かあったら直ぐに部屋に来てくれ安心できました。
入院時に簡単なアメニティーを貰えますが、量が少ないのでシャンプー、リンス、歯ブラシ、歯磨き粉などはご自身で準備することをお勧めします!
赤ちゃんと授乳について
基本的には母子別室となり、赤ちゃんは授乳時間以外は、別の部屋でナースが面倒をみてくれています。 約3時間おきにワゴンに乗せられた赤ちゃんが部屋へ運ばれてくるので、部屋にいながら自分のベッドで授乳することができました。私は初産だったため、授乳のコツがなかなか掴めず、最初はお乳が少量しか出ませんでした。おっぱいをあげても泣き止まない時は、いつもナースの方にお願いしてミルクを足して貰っていたのですが、出産前にもっと授乳について調べておけばよかったと反省しています。
私はとにかくおっぱいの出が悪いことと、乳首が直ぐに切れてしまいとても痛かったことが入院中の悩みでした。
グレンイーグルスには、インド系のスパルタおっぱいナースが居て、おっぱいのあげ方を詳しく教えてくれます。口調は厳しいですが、いつも気にかけてくれて優しく頼りになるナースです!(笑)
授乳について病院で教わったことを纏めます。
◉最初は乳首が切れやすいため、ニップルケアのクリームを塗る⇨私は日本でも有名なmedelaのピュアレーンを使いました。病院でも買えます
◉授乳前に必ず胸のマッサージをすることで出がよくなる。ナースがマッサージ方法を教えてくれます。
◉授乳する際、赤ちゃんの体は地面と平行に一直線になるように抱く。
◉赤ちゃんが授乳中うとうとして、寝てしまう時は耳や足の裏をくすぐって起こす
◉水分を沢山取る⇨飲料水はいつも補充してもらえ、それ以外に食事やおやつで出るミロや豆乳を飲んでいました。
入院中のルーティン
入院中は沢山のルーティンがありました。
◉必要な薬の摂取⇨時間になるとナースが水と一緒に薬を運んできてくれるため、忘れずに飲むことができました。
◉血圧と脈拍のチェック⇨1日に数回チェックします。
◉3度の食事と午前のおやつ、午後のおやつ⇨前日に食事のメニュー用紙を渡されるので食べたいものにチェックしナースに渡します。
◉朝のベッドメイキング⇨毎朝シーツを交換してくれました。
◉ドクターテレサによる問診⇨毎朝 体調のチェックがありました。
総じて快適だった入院生活!
5日間の入院生活はとても快適でした。母子別室だったこともあり、ゆっくりと身体を休めることができ、帝王切開でダメージは大きかったものの、退院時にはだいぶ回復することができました。また、何か困ったことがあると直ぐにナースが来てくれることも有難かったです。何より、スタッフの皆さんが本当に優しくて、私にも息子にも優しい声をいつもかけてくれました。 Good Boy!!Good Boy!!と皆が言ってくれたのが印象的です。また、英語が苦手な私のために、ゆっくりと話してくれたり、時には携帯翻訳を使って話してくれました。
通訳の菅原さんは私のことをいつも気にかけて下さり、入院中もちょくちょく部屋まで様子を見に来て下さりました。慣れない国での出産でとても不安でしたが菅原さんの存在は私の大きな支えでした。本当に感謝しています。
出産後のグレンイーグルスでの入院生活について記事にしました。こちらの病院で出産をご検討されている方の参考になれば幸いです。